Amazonの公式サイトでの買い物に使える便利なAmazonギフト券。
そんなAmazonギフト券を使っていると、すべてを使い切ることができずに残高が残ってしまうことも珍しくありません。
この残高、皆さんはどうやって確認するのかやどんな使い方ができるかをご存じですか。
実は知らないという人や効果的な使い方がわからないという人も少なくありません。
そこで今回は、Amazonギフト券の残高について、確認方法や使い方などを紹介していきます。
そもそもAmazonギフト券はどんなことに使えるの?
Amazonギフト券をあまり使ったことがないという人からすると、そもそもAmazonギフト券が何に使えるのかがわからないかもしれません。
実はAmazonギフト券は次のようなことに使えます。
・Amazonの公式サイトでの買い物時の支払い
・Amazon Payが利用できるECサイトでの支払い
・電子書籍(Kindle)やデジタルミュージック(Amazon Music)などの購入
・Amazonプライム会費の支払い
このようにAmazonギフト券はAmazonのサイトでクレジットカードと同じような感覚で使うことができます。
Amazonギフト券を使ったときにおつりはもらえるの?
商品券などの場合、額面よりも商品の代金のほうが安かったときにおつりが出ないということも少なくありません。
ですがAmazonギフト券の場合は買い物をして余った残高はそのままアカウントに残ります。
そのため使いきれなかったとしても次回以降の買い物で使うことができるのです。
例えばAmazonギフト券を10,000円持った状態で8,000円の商品を購入すると、差額の2,000円は残高としてアカウントに残り、また買い物などの支払いに使うことができます。
なお残高はそのままAmazonギフト券の残高としてアカウントに記録されるので、現金としては受け取ることができないので覚えておきましょう。
Amazonギフト券の残高はどうやって確認すればいいの?
ここまでに紹介してきたように、Amazonギフト券で商品を購入したときに使いきれなかった分は残高としてアカウントに登録されます。
ではこの残高、どのように確認すればいいのでしょうか。
ここからはAmazonギフト券の残高の確認方法をPCから公式サイトを利用した場合とスマホアプリを利用した場合についてそれぞれ紹介していきます。
PCから残高を確認する方法
Amazonの公式サイトでは次のような流れでAmazonギフト券の残高を確認することができます。
1.アカウントにログインする
まずはAmazonギフト券の残高を確認したいアカウントにログインしてください。
2.「アカウント&リスト」→「Amazonギフト券」の順にクリックする
画面上部に表示されるメニューから「アカウント&リスト」をクリックします。
するとアカウントサービスのコンテンツの一覧が表示されるため、その中から「Amazonギフト券」を選んでください。
3.Amazonギフト券の残高を確認する
画面上に「ギフト券の残高:¥〇〇」と表示されます。
この金額がAmazonギフト券の残高になります。
なおこの画面を下にスクロールすると、Amazonギフト券の購入履歴や使用履歴も確認することが可能です。
また画面上部のメニューバーの中から「ギフト券」をクリックするとAmazonギフト券の購入画面が開き、そこでもアマゾンギフト券の残高を確認することができます。
自分の利用しやすい方法で確認をするようにしましょう。
アプリから残高を確認する方法
Amazonにはスマホアプリも用意されていますが、そちらからでもAmazonギフト券の残高を簡単に確認することができます。
1.Amazon ショッピングアプリを開く
まずはAmazon ショッピングアプリのアイコンをタップして開きましょう。
なおまだインストールが済んでいない場合は先にインストールをしてください。
2.アカウントにログインする
Amazonギフト券の残高を確認したいアカウントにログインしてください。
3.アカウントアイコンからAmazonギフト券を開く
アプリを開くと画面下部にアイコンが表示されます。
その中からアカウントアイコン(人型のアイコン)をタップしてください。
4.Amazonギフト券の残高を確認する
アカウントに関する画面が開くので、そのまま画面を下にスクロールしていきます。
「ギフトカードの残高」の部分に書かれているのがAmazonギフト券の残高になります。
なお「ギフトカードの残高」の部分をタップするとチャージや利用履歴の確認などをすることができます。
Amazonギフト券の残高が残ってしまった・・・おすすめの使い方とは?
Amazonギフト券の残高があるときに、皆さんはどのように使っていますか。
Amazonギフト券の残高は大きく分けて3つの使い道があり、その人によってどの使い道がおすすめなのかが異なります。
そこでここからは、Amazonギフト券の残高の使い道について紹介します。
差額分を追加購入してAmazonギフト券だけで支払いを行う
Amazonギフト券の残高が残っているという人の中でも残高では商品の代金に足りないという人は、追加でAmazonギフト券を購入するという人も多いです。
Amazonギフト券はクレジットカードだけではなく現金でも購入できるため、特に現金で買い物をしたいという人にはおすすめの使い方です。
またAmazonギフト券は購入方法によってはAmazonポイントを貯めることもできるため、ポイント分お得に商品を購入できるというメリットもあります。
手順は特別難しいことはなく、商品を購入する前にAmazonのサイトやコンビニから必要な分のAmazonギフト券を購入するだけです。
ですが金額が固定されているAmazonギフト券を購入してしまうと、それ以降も毎回残高が発生してしまう恐れがあります。
そのため範囲内で1円単位で自由に金額を決めることができるEメールタイプ、チャージタイプ、印刷タイプ、カードタイプのバリアブルのいずれかを購入することをおすすめします。
Amazonギフト券で足りない分を他の支払い方法で払う
Amazonギフト券で買い物をするときには、すべての支払いをAmazonギフト券でしなければいけないと思っている人もいるのではないでしょうか。
ですが実はAmazonギフト券で商品を購入するときには、Amazonギフト券と他の支払い方法を併用することができます。
そのためAmazonギフト券では足りない分をクレジットカードなどで支払うということもできるのです。
Amazonギフト券の残高がある状態で商品を購入するときに残高分では足りない状態だと、決済方法の選択画面で併用する支払方法を選ぶことができます。
そこで好きな支払方法を選ぶだけでAmazonギフト券をチャージしなおさなくても商品を購入することが可能です。
なお購入する商品によってはコンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネーといった支払方法は併用できないこともあります。
そのためクレジットカードをお持ちの方はクレジットカードを併用して支払いをすると確実に使えるのでおすすめです。
残高で買い物をして現金化をするという方法も
Amazonギフト券でおつりが出るときはAmazonギフト券の残高として登録されてしまうため、現金で受け取ることができません。
ですがちょっとした手間をかけることでAmazonギフト券の残高を現金で受け取ることができます。
Amazonギフト券の残高を現金の状態にしてしまえばAmazonのサイト以外でも自由に使えるため、そちらのほうがいいという人もいることでしょう。
Amazonギフト券の残高を現金にするには、残高で何かしらの商品を購入し、その商品を買取ショップなどで買い取ってもらい現金に換える必要があります。
このときに換金性の高い商品を購入するほど商品の買取率が高くなり、より多くの金額を受け取れるようになります。
ですが商品を買い取ってもらう場合、買取ショップ側は儲けを出すために手数料を取っています。

Amazonギフト券自体を買取してくれるサイトもあります。
Amazonギフト券買取サイトがオススメです。
そのため受け取れる金額はAmazonギフト券の残高よりも少なくなってしまう可能性が非常に高いので注意が必要です。
アカウントの残高を買い取ってもらえることも
Amazonギフト券を買い取っている現金化業者も近年増えていますが、それらの業者では基本的にアカウントに未登録の状態のAmazonギフト券でなければ買い取りをしていません。
そのためアカウントに登録してしまったAmazonギフト券の残高については買い取ってもらえないことが非常に多いです。
ですが実は現金化業者の中には、アカウントに登録済みのAmazonギフト券の残高を買い取ってくれる業者も存在しています。
そのためAmazonギフト券の残高はあるけれども使う機会がないという人は、そのような業者を利用するのも1つの手です。
Amazonギフト券の残高を買い取ってくれる業者ならわざわざ換金性の高い商品を探して購入し、買取ショップにもっていく手間もかかりません。
ですがAmazonギフト券の残高は、未使用の状態のアマゾンギフト券に比べて買取率が低くなることが非常に多いので注意してください。
Amazonギフト券の残高を使うときには注意点はあるの?
ここまで紹介してきたようにAmazonギフト券の残高は気軽に使うことができ、また他の支払い方法との併用も可能です。
ですが実はAmazonギフト券の残高を使うときにはいくつか気を付けなければいけないこともあります。
残高の一部だけを使って支払いをすることはできない
Amazonギフト券の残高を使うときにはほかの支払い方法と併用できると紹介しましたが、実は他の支払い方法との併用はAmazonギフト券の残高が商品の代金よりも少ない場合にのみ使えます。
例えば8,000円の商品を購入する際に残高が5,000円しかない状態であれば残りの3,000円をクレジットカードなどを使って支払うことができます。
ですが残高が10,000円ある状態で残高のうち5,000円分だけを使って残りをクレジットカードで支払うということはできないのです。
そのためAmazonギフト券の残高が商品の代金よりも多い場合は、Amazonギフト券で全額支払うかクレジットカードなど他の方法で全額支払うかのどちらかしか選べないので注意してください。
Amazonギフト券の現金化目的での利用は禁止されている
先ほどAmazonギフト券の残高の使い道として現金化を紹介しました。
ですがAmazonではAmazonギフト券の現金化目的での使用を禁止しています。
これはAmazonギフト券をAmazonギフト券買取業者に買い取ってもらう時だけではなく、Amazonギフト券の残高で商品を買って現金化をする場合にも該当します。
そのためAmazonギフト券の残高で商品を買って、それを買い取ってもらうことで現金化をしているとAmazon側にばれてしまうと、アカウント停止などの措置が取られる恐れがあります。
ばれる可能性は低いですが、残高で同じ商品ばかり購入したりしているとばれるリスクが高くなるので注意してください。
Amazonギフト券の残高がある場合は優先的に使われてしまう
AmazonではAmazonギフト券以外にもクレジットカードなどで支払いをすることもできます。
ですがAmazonギフト券の残高がある状態だと、その残高が優先的に使われてしまいます。
Amazonギフト券で支払いをしたくない場合はチェックボックスのチェックを外す必要があります。
中には知らないうちに使ってしまっていたという人もいるので必ず確認するようにしてください。
Amazonギフト券の残高があるはずなのに使えない・・・なぜ?
Amazonギフト券を使っていると、残高が残っているはずなのに支払い方法として選べなくなってしまうことがあります。
実はこのような場合きちんとした原因があり、その原因を知っていれば適切な対処をすることができます。
ここからはそんなAmazonギフト券の残高があるのに使えない原因を見ていきましょう。
Amazonギフト券の有効期限が切れてしまった
実はAmazonギフト券はいつまででも使えるわけではありません。
有効期限が定められており、その期限を過ぎてしまうとそれ以降は使えなくなってしまいます。
そのためAmazonギフト券の残高があるはずなのに使えない際には、有効期限が切れている可能性があります。
Amazonギフト券の有効期限は発行してから10年間です。
それを過ぎてしまうとアカウントに登録していたとしても残高が消えてしまうので注意してください。
なおAmazonギフト券の有効期限はアカウントに登録した後でもAmazonのサイトから確認できます。
「アカウント&リスト」→「Amazonギフト券」の順に進むとAmazonギフト券の残高と同じ場所に有効期限も表示されるのでそこを確認してください。
Amazonギフト券での支払いができない商品を購入している
Amazonギフト券はクレジットカードなどと同じようにAmazonでの支払いに利用できますが、実はすべての商品がAmazonギフト券で購入できるわけではありません。
Amazonギフト券では、
・Amazonギフト券
・Amazonギフト券での支払いに対応していないマーケットプレイスの商品
は購入できません。
これらの商品を購入しようとしても、たとえAmazonギフト券の残高が残っていたとしても支払方法には選べないので覚えておきましょう。
海外のAmazonのサイトで買い物をしている
Amazonは日本国内だけでなく世界各国で利用されています。
ですが実は日本で発行されたAmazonギフト券は日本のAmazonのサイトでしか利用できません。
そのため海外に行った際に海外のAmazonのサイトで使おうとしても使うことができません。
海外でAmazonギフト券で支払いをしたい場合は、その国のAmazonのサイトでその国での支払いに対応したAmazonギフト券を買いなおす必要があるので注意してください。
Amazonギフト券の残高を無駄にしないためのコツは?
先ほども紹介したようにAmazonギフト券には有効期限があります。
またいつまでも使わないAmazonギフト券の残高が残っているのは嫌という人もいます。
そこでここからは、Amazonギフト券の残高を無駄なく使いきるためのコツを紹介していきます。
早く使い切ることを意識する
Amazonギフト券を無駄にしないためには、アカウントに登録したAmazonギフト券はできるだけ早く使い切ることを意識するのが大切です。
先ほども紹介したようにAmazonギフト券には有効期限があります。
期限は10年と長いですが、使わずにいるとAmazonギフト券の残高があることを忘れてしまい、なくなってしまったという人もいます。
またAmazonギフト券の有効期限は発行日から10年なので、もらいものなどの場合は期限が近付いている可能性もあります。
そのためいつか使うだろうと取っておくのではなく、Amazonで買い物をするときには積極的に使うようにして早めに使い切ってしまいましょう。
バリアブルタイプなどを購入して必要な金額分ちょうどで購入する
Amazonギフト券を無駄にしないためには、Amazonギフト券を切りよく使い切ってしまい残高を残さないことも大切です。
そのためAmazonギフト券を購入するときには、購入したい商品の金額分ぴったりになるように購入するのがおすすめです。
Eメールタイプ、チャージタイプ、印刷タイプ、カードタイプのバリアブルの4種類は自分で自由に1円単位で購入金額を決めることができます。
特にこだわりがないのであればこれらのAmazonギフト券を購入するのがおすすめです。
なおタイプごとに購入できる金額は異なるので注意してください。
Amazonギフト券はおつりが残高として残る!無駄なく使い切ろう
今回はAmazonギフト券の残高について紹介してきました。
Amazonギフト券は商品券などとは違いおつりがもらえ、残高としてアカウントに残るため次回以降に使うことが可能です。
また残高だけでは支払いが足りない場合はAmazonギフト券を買いなおすだけでなくほかの支払い方法との併用もできるため気軽に使えます。
Amazonギフト券には有効期限があるためいつまででも残高を残しておけるわけではなく、またAmazonギフト券では購入できない商品があるので注意も必要ですが、それさえ知っておけば有効活用できるでしょう。